羽生結弦“動いたこと”は卒論完成 24時間テレビにリモート出演

[ 2020年8月23日 16:14 ]

<フィギュア全日本選手権最終日>男子フリースケーティング(FS)に向けての練習で、額にエッジカバーをあてる羽生結弦(2019年12月12日撮影)
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 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(25=ANA)が23日、日本テレビ「24時間テレビ」にリモート収録で出演。14年から同番組で被災地への思いを伝えてきた羽生は、新型コロナウイルスのパンデミック以降、試合やアイスショー中止が続く中で自身が“動いたこと”を披露した。

 今月13日に収録された映像が公開され、羽生はコロナ禍の中で「できる限りのところではマスクをして、できる限りのところは全て消毒して、みたいなことをひたすら頑張ってやっているつもりです」と語った。フィギュアスケート靴はウイルスの多い床と接触してしまう。練習中も感染対策に細心の注意を払っているという。羽生はリンクに入る際に、エッジをおでこつけて祈ることがルーティーンだが、「(エッジが)床に触れちゃっているので、気をつけないといけない」とも話した。

 試合やアイスショーが中止となり、練習時間も削られた。そんな中でも、早大の通信課程で人間情報科学を専攻する羽生は「勉強していました、ひたすら」と明かす。「フィギュアスケートにおいてモーションキャプチャ技術がどれだけ使えるか、どういう展望があるか」をまとめた卒業論文を完成させた。自らの体にモーションキャプチャを付け、陸上でジャンプ。トリプルアクセルをデジタル化することで、将来的な選手の技術向上やAI採点など競技発展に役立つことを願っている。

 さらに羽生は、コロナ禍の最前線で闘う医療従事者への思いを語った。「病床数が増えれば増えるほど医療の最前線でウイルスと闘っている方々はすごく大変だなと常日頃感じていて。ウイルスをまず自分に感染させない。そこから広げないことをすることこそが1番の皆さんへの応援。感染拡大につながるような行動をしないという選択をしているだけで、僕たちは回復した未来にむけて動けているんだなと思っている」と思いを口にした。

 羽生は未来へ向けても動いている。「早く皆さんの前で思い切って、本当に少しの不安もなく、少しの心配もなく、自由に演技して、自由に声を出して、自由に笑える、自由に泣ける、そんな日が来ることを願っています」と最後にメッセージを送った。

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