前半19点差も…高知中央 無念逆転負けにM・ハビリ号泣「悲しいです」

[ 2019年12月28日 15:58 ]

第99回全国高校ラグビー第2日・1回戦   秋田中央26―24高知中央 ( 2019年12月28日    花園ラグビー場 )

<高知中央・秋田中央>前半、2人のタックルをはね飛ばす高知中央・Mハビリ=右(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 高校日本代表候補のM・ハビリら4人のトンガ留学生のパワーで91回大会以来、8大会ぶりの勝利を目指した高知中央が、無念の逆転負けを喫した。

 梶山修平監督は「全国で勝つためにやってきたが、勝負は厳しい。難しいですね」と無念の表情。前半はFBのM・ハビリの突破力で前進し、No.8マウが2トライを挙げるなど、24―5と19点差をつけて折り返したが、秋田中央の展開スピードに後半はついて行けなかった。

 後半15分に実弟のF・ハビリと交代。直後の逆転シーンをベンチで見届けたM・ハビリは「悲しいです。ミスが多かった。ディフェンスのコミニュケーションが取れなかった」と号泣。W杯トンガ代表の高知キャンプでは練習パートナーにも選ばれたスピードも劣勢をはね返す起爆剤とはならなかった。天理大に進学予定。「スピードとアタックをもっと磨きたい」と次のステップを見据えた。

続きを表示

2019年12月28日のニュース