初陣青森山田完封勝利 中学時代サッカー日本一のFB今が快速で60メートル独走トライ

[ 2019年12月28日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー第1日・1回戦   青森山田29―0坂出第一 ( 2019年12月27日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 坂出一・青森山田>前半15分、ディフェンスを振り切り、右隅にトライを決める青森山田・今(左)(撮影・北條 貴史)
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 初陣の青森山田には全国優勝の味を知る快足がいる。FB今大輝は青森山田中サッカー部の日本一メンバー。FWだった。坂出第一戦の前半15分、50メートル6秒1のスピードで右サイドを突破して60メートル独走トライ。17―0と引き離すと、後半は足技も見せた。

 10分すぎ、浮いたボールをキャッチせず、「裏が空いていた」と、そのまま“ボレー”でクリア。好タッチキックになった。無失点勝利に一役買った。

 人間関係がうまくいかず高1でラグビーに転向。今では「サッカーのゴールよりもトライの方が気持ちいい」と魅力を感じている。

 17年の橋本高行監督(37)の就任とともに強化に乗り出した学校の花園初勝利。2トライずつを挙げたチーム初のトンガ人留学生、No・8フィナウ、CTBバイレアも輝きを放った。

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2019年12月28日のニュース