飯田 2大会ぶりの花園勝利ならず 留学生2人に攻撃ラグビー封じられる

[ 2019年12月28日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー第1日・1回戦   飯田0―35大分東明 ( 2019年12月27日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<大分東明・飯田> 後半、大分東明の激しいタックルに前進を阻まれる飯田・塚平(撮影・大森 寛明)
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 2大会ぶり9度目の出場の県代表の飯田は初出場の大分東明(大分)に初戦、0―35で敗れ、2大会ぶりの花園4勝目はならなかった。ロック井原啓太主将(3年)ら4人が1年時に花園1勝を経験。同校過去最強の布陣で臨んだが、1勝は遠かった。

 「フィジカルの差がそのまま点差になってしまった感じです。外国人をうまく止めきれませんでした」

 井原主将が試合を振り返る。FW8人の総体重差は74キロと劣勢。1メートル93、115キロのNo・8らフィジーからの巨漢留学生2人を擁する大分の接点の強さにボールを動かす持ち前の攻撃ラグビーを封じられた。

 「準備してきたプレーはたくさんあったんですけど、出せませんでした。後輩にリベンジしてほしい」とバックスリーダーのCTB横前耕太郎(3年)は悔し涙。井原、横前ともに国公立大への進学を希望。平日の全体練習は週2回という文武両道の高校生活はこれで一区切りとなった。

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2019年12月28日のニュース