関学大“闘将”鳥内監督 ラストマッチの相手富士通に「ささやきNO、ざわめきNO」とけん制

[ 2019年12月28日 05:30 ]

ラストマッチとなる富士通を前に、気合いの入った表情を見せる関学大・鳥内秀晃監督
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 ささやきNO、ざわめきNOだ。アメリカンフットボールの日本一を決める「ライスボウル」(1月3日、東京ドーム)に出場する学生代表の関学大が27日、兵庫県西宮市のグラウンドで練習を公開。ラストマッチに臨む鳥内秀晃監督(61)が社会人王者の富士通にけん制球を投げた。

 「ちゃんとゲームができるように、やってほしいわ」。1年前の対戦では、相手ディフェンスラインの選手がサインプレーを妨害するささやきで反則を誘発。指揮官がハーフタイムに抗議して、ようやく正常化した。

 さらに鳴り物を使った応援や「クラウドノイズ」と呼ばれる意図的な歓声もプレーの支障になった。練習時にサイレンを鳴らして対策。「うちは第4Qまで持ちこたえていきたい」。闘将のフィナーレを飾るクリーンな勝負を期待したい。

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2019年12月28日のニュース