松井宏佑、ケイリンW杯デビュー戦で銅「大きな収穫」

[ 2019年11月4日 05:30 ]

自転車 トラック種目W杯第1戦 ( 2019年11月2日    ミンスク )

自転車トラック種目W杯の男子ケイリンで3位に入った松井
Photo By 共同

 男子ケイリンが2日に行われ、W杯初出場の松井宏佑(日本競輪選手会)が3位に入った。日本勢のW杯でのメダル獲得は昨季第6戦のケイリンでの、男子河端朋之(同)、女子太田りゆ(日本競輪選手会/ブリヂストン)がともに2位となって以来。松井は、1回戦の2組4位で回った敗者復活戦で3組1位。続く準決勝は、2組2位で突破した。6選手による決勝では、1位と0・342秒差でゴールした。

 男子ケイリンの松井はW杯デビュー戦で銅メダル。「まさか銅メダルまでこぎ着けるとは。うれしい」と、日本自転車競技連盟の公式ツイッターで喜んだ。決勝は「落ち着いて周りを見て走る」意識で臨んだ。残り1周に入り「前の選手が仕掛けるのは分かっていた。流れに任せた」と振り返った。東京五輪へ厳しい代表争いの続く男子ケイリンで今季の好発進。「大きな収穫だった」とうなずいた。

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2019年11月4日のニュース