帝京大がラストワンプレーで逆転勝利 殊勲のWTB木村はW杯に刺激

[ 2019年11月4日 21:18 ]

ラグビー関東大学対抗戦A   帝京大24―22筑波大 ( 2019年11月4日    東京・駒沢陸上競技場 )

筑波大に逆転勝ちし、エールの交換を行う帝京大フィフティーン
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 帝京大が後半ロスタイムのラストワンプレーで逆転勝ちし、開幕から4戦全勝とした。

 5点を追う最終盤、帝京大は相手ゴール前へと攻め込むも、筑波大の堅いディフェンスに手こずりトライラインを割れない。意地のぶつかり合い、我慢比べの攻防は時計が80分過ぎても続き、ロスタイムの目安だった4分も経過。その後、ペナルティーを得た深紅のジャージーはスクラムを選択した。

 試合全体を通じて優勢だったスクラムでも、意地を見せた筑波大の抵抗に遭う。局面を打開できない中、帝京大はバックスにボールを回すことを決断。左中間のスクラムからムーブを使って右へ運び、最後はロングパスをもらったWTB木村朋也(3年)が3人の追っ手を振り切りインゴールへ飛び込んだ。同点。そして途中出場のSO北村将大(3年)のコンバージョンも決まり勝ち越し。劇的な逆転勝利となった。

 「タフな試合は予想していた」という殊勲の木村は、トライシーンについて「サインプレーで取りきった。いろんな選択肢がある中で、僕を選択してくれた。トライを取れて気持ちよかった」と喜びと感謝を口にした。

 2日に閉幕したW杯では、一選手として大きな刺激を受けた。特に注目したのは同じポジションの福岡(パナソニック)や松島(サントリー)だ。日本―スコットランド戦は日産スタジアムで観戦。「凄い選手たちだと思う。両ウイングで何本もトライを取りきった」と感嘆した。福岡が自ら蹴ったボールを片手で獲得したシーンや、準々決勝の南アフリカ戦でコルビを外側で振り切ったシーンも挙げ、「見習わないといけない」と話した。

 伏見工時代にはOBのSO松田(パナソニック)に技術面を、SH田中(キヤノン)には精神面の指導を受けたこともあり、昨年度は対抗戦のトライ王にも輝いている木村。「W杯を見て、全ての選手があの舞台に立ちたいと思ったと思う」と未来予想図を思い浮かべ、10日には全勝対決となる早大戦(秩父宮)に挑む。

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