WR年間表彰式 釜石市「キャラクター賞」受賞!鵜住居スタジアム建設&町づくり評価

[ 2019年11月4日 05:30 ]

ワールドラグビー年間表彰式

キャラクター賞を受賞した(左から)山崎秀樹釜石市副市長、洞口留伊さん、釜石シーウェーブスRFC・桜庭吉彦GM(撮影・吉田 剛)
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 W杯日本大会の開催地・岩手県釜石市が、ラグビーの価値を伝えることに貢献した人々に贈られる「キャラクター(品格)賞」を受賞した。東日本大震災の津波で全壊した小中学校の跡地に、同大会唯一となる鵜住居(うのすまい)復興スタジアムを建設。復興を通じてラグビーの町づくりを推進したことがWRから評価された。

 表彰式には元日本代表の桜庭吉彦・釜石シーウェイブスGMや、昨年8月のオープニングで感動のスピーチを行った釜石高3年の洞口留伊さんらが出席した。洞口さんは釜石の情報を発信する取り組みを行ったほか、試合当日は会場で防災に関する啓蒙(けいもう)活動を実施。表彰式では元ニュージーランド代表主将のマコウ氏からスピーチを称えられ、「世界の皆さんに届いていたんだなと実感した」と顔をほころばせた。

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2019年11月4日のニュース