柔道“2世対決”は斉藤立に軍配「勝てるとは思っていなかった」

[ 2019年11月4日 05:30 ]

柔道・講道館杯最終日 ( 2019年11月3日    千葉ポートアリーナ )

男子100キロ超級敗者復活戦で対戦する小川(左)と斉藤
Photo By 共同

 男女7階級が行われ、男子100キロ超級敗者復活戦で五輪2大会連続金メダルの故斉藤仁さんの次男・立(たつる、17=国士舘高)と92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也さんの長男・雄勢(23=パーク24)が激突。斉藤が小川に反則で勝利した。同90キロ級は村尾三四郎(19=東海大)、同100キロ級は羽賀龍之介(28=旭化成)、女子48キロ級は角田夏実(27=了徳寺大職)が優勝した。

 初顔合わせとなった2世対決は、斉藤が前に出る展開で小川を防戦一方に追い込み、反則で勝利した。斉藤は「自分は高校生だし年下。勝てるとは思っていなかった」と振り返った。それでも「結局、勝ち切れなかった。内容もあんまり…」と反省した。一方、黒星を喫した小川は「高校生だから手を抜いたわけではない。強かった」とがっくり。父・直也さんに「高校生を投げられなかったお前が悪い」と厳しい指摘を受けたことも明かした。

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2019年11月4日のニュース