クライミング伊藤「頑張るだけ」五輪出場基準混乱も

[ 2019年11月4日 21:01 ]

中国オープンから帰国し、取材に応じる伊藤
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 20年東京五輪で実施されるスポーツクライミングの伊藤ふたば(TEAM au)らが4日、中国オープンから羽田空港に帰国した。

 五輪出場基準の解釈をめぐって日本協会が国際連盟をスポーツ仲裁裁判所に提訴するという異常事態。日本協会の選考基準では、女子は8月の世界選手権で野口啓代(同)が代表に決定し、野中生萌(XFLAG)と28日開幕の五輪予選(トゥールーズ)や来年のアジア選手権(場所未定)で出場資格を満たした選手が、最後の1枠を争うはずだった。

 だが、国際連盟は現在、野中も既に代表に決定済みとの見解を示しているという。このままでは伊藤の五輪への道は断たれる可能性があるが、五輪予選には予定通り出場。「私がどうこうできる問題じゃない。ただトゥールーズ(五輪予選)に向けて頑張るだけ」と話していた。

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2019年11月4日のニュース