13歳・岡本碧優が頂点!世界でクリア数人の大技成功も「まだまだ」

[ 2019年11月4日 05:30 ]

決勝で大技を披露する岡本
Photo By 提供写真

 スケートボードのVANSパークシリーズアジア地区選手権が3日、神奈川・鵠沼海浜公園スケートパークで行われ、女子は13歳の岡本碧優(みすぐ、Proshop Bells)が制し、男子は笹岡建介(20=同)が優勝した。 

 東京五輪金メダル候補の岡本は、決勝3本目のランで板を1回転させて手でつかむ「キックフリップ・インディーグラブ」を試合で初めて成功させた。女子選手では世界でも数人しか成功しておらず、日本の試合では初。それでも「うれしいけど4本目で決められなくて悔しい」と、真っ先に反省の言葉が出た。

 1回転半のエアトリック「540」を武器に五輪予選対象大会は3戦全勝中だが、「みんな新しい技をやって差が縮まってきている。まだまだだなって思う」と慢心はない。次戦は五輪予選のSTUオープン(11日開幕、ブラジル)に出場。「そこでもフリップ・インディーを決められるようにしたい」と新たなトリックで世界ランクトップの座を盤石なものにする。

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2019年11月4日のニュース