暑さ対策など準備進める都幹部ら マラソンと競歩の札幌開催の声批判「何とか東京で開催を」

[ 2019年10月16日 22:33 ]

 東京五輪のマラソンと競歩の開催地が札幌に変更される可能性が出てきたことを受け、東京都の幹部らから「これまで準備してきたので、何とか東京でやりたい」という声が上がる一方で「気候を考えれば仕方ない」との意見も出た。

 都は暑さ対策として、マラソンコースを含む都道を路面温度の上昇を抑える遮熱性舗装などに整備し、計画的な剪定で街路樹の枝葉を大きく育てて木陰を増やす取り組みを進めてきた。ある幹部は「あまりに急な話。楽しみにしていたコース沿いの住人が、がっかりする」と憤りを隠さなかった。

 別の幹部は「五輪の花形競技であるマラソンを東京でやらないのは、あり得ない」と批判。さらに、9月に本番とほぼ同じコースで行われた代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」に関し「日本人選手が事前に走ったというアドバンテージがなくなる」と指摘した。

 大会開催に向けた東京都議会の特別委員会に所属する都議は、高温多湿の中東ドーハで開かれた陸上の世界選手権のマラソンや競歩で棄権者が続出したことから「暑さ対策としては良い選択肢だ」と冷静に受け止め、別の都議は「ビーチバレーなど他の競技にも波及するのではないか」と懸念していた。

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