貴景勝 名古屋場所出場可否は5日判断か 親方は休場勧告…話し合い4時間も平行線

[ 2019年7月4日 15:29 ]

稽古後に千賀ノ浦親方(左)から声をかけられる貴景勝
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 右膝に不安を抱える大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)の名古屋場所(7日初日、ドルフィンズアリーナ)への出場可否は取組編成会議が行われる5日に持ち越される可能性が出てきた。貴景勝はこの日、名古屋市北区の千賀ノ浦部屋で朝稽古を終えた後、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)と会談。だが、休場を勧める師匠と出場の意思を固めている貴景勝とで平行線をたどり、食事を挟んで4時間にも及んだ話し合いでは結論は出なかった。貴景勝は名古屋場所前夜祭の収録のため外出。前夜祭終了後に再び話し合うことになった。

 千賀ノ浦親方は「私としては休場しろと言っているが、本人は出たい、出させてくださいと言っている」と会談の内容を明かした。千賀ノ浦親方が休場を勧めているのは「稽古が万全でない」ため。貴景勝は右膝のじん帯を損傷して途中休場した夏場所後はトレーニングや基礎運動が中心で、相撲を取る稽古を行ったのは今月2、3日の2日間だけ。相手は幕下以下の力士で、番数も軽12番にとどまっている。

 千賀ノ浦親方は「若い衆とちょっとやっただけで相撲勘は戻るわけがない。ぶっつけ本番でできるほど、そんなに甘くない。師匠として出させるわけにはいかない」と説明した。2、3日前から「無理してもしょうがない」と本人に伝えていたという。

 師匠から強い説得を受けた貴景勝だが、カド番となる場所に出場するために稽古を続けてきた。千賀ノ浦親方によると「(右膝に)痛みはありません。今のタイミングなら、いい方向に行く」と話していたという。貴景勝は前夜祭に向かうため車に乗り込む際、無言を貫いた。

 貴景勝は新大関だった5月の夏場所で、4日の御嶽海戦で勝った際に右膝を負傷し、5日目から途中休場した。8日目から再出場したものの、本来の相撲が取れずに碧山に敗れ、再び9日目から休場した。3勝4敗8休と負け越し、大関2場所目の今場所はカド番で迎えている。全休すれば大関から陥落することになる。

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