仲宗根澄香 ステップ・アップ・ツアー新記録「62」で単独首位浮上

[ 2019年7月4日 17:54 ]

ステップ・アップ・ツアー新記録の62をマークしたスコアカードを手に笑顔の仲宗根澄香
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 女子ゴルフのステップ・アップ・ツアー、SkyレディースABC杯(賞金総額3000万円、優勝賞金540万円)は4日、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部(6485ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 首位に5打差の29位からスタートした仲宗根澄香(27=環境ステーション)がステップ・アップ・ツアーの最少ストロークを1打更新する62の大爆発で、通算12アンダーの単独首位に躍り出た。首位と3打差の通算9アンダー、2位に小楠梨紗(28=フリー)。首位に2打差の2位からスタートしたアマチュアの古江彩佳(19)は69とスコアを伸ばしながら通算8アンダーの3位に後退した。

 2016年にステップ・アップ・ツアー2勝を挙げたプロ9年目の仲宗根がその年のABC杯以来、3年ぶりの復活優勝へ猛チャージを見せた。

 「今までは自分で自分にブレーキをかけてしまっていて……。今まで3連続バーディーが最高だったので今年のテーマは早く4連続バーディーを取ることだったんですけど」

 スタートの1番で6メートルのバーディーパットを沈める幸先のいい滑り出し。すると、自己記録更新のチャンスは間もなくやってきた。4番でこの日2個目のバーディーを奪って勢いを増すと6番からは3連続バーディー。念願の4連続が懸かった9番では寄ればと思って打った下りの5メートルが入って続く折り返しの10番では10メートルをズドン。心のアクセルを一気に踏み込んだ結果は5連続を含む10バーディー。自己ベストの66どころか、佐藤絵美が昨年の山陽新聞レディースカップでマークしたツアー記録まで塗り替える62の快スコアを叩き出した。

 2017年にはレギュラーツアーのリゾートトラストレディースで7位に食い込んでいるが、初の賞金シード獲得は遠かった。159位とツアー予選会に失敗した今季は下部ツアーの出場権確保も難しくここまで推薦などで5試合に出場しただけ。厳しい状況は続いているが「ちゃんと逃げずに成長しようとやってきたら自然と練習量も増えてきました。早く優勝して残り試合に全部出られるようにしたいです」と表情は明るい。

 ピンをデッドに狙うためドロー系だった持ち球をフェード系に変えて打球の高さも出てきた。その成果もあってこの日、パーオンを逃したのは1ホールだけ。その14番パー4(385ヤード)も第2打はカラーとショットは好調だ。“黄金世代”など若手の台頭は著しいが、老け込むには若すぎる27歳。自分の伸びしろを信じて勝負の最終日に臨む。

 ▼2位・小楠梨紗 視野が狭くなってピンしか見えなくなる悪い癖が出てしまって。でも3打差。分かんないですよね。(プロ初優勝へ首位とは3打差)

 ▼3位・古江彩佳 3パットした12番も含めて2メートルくらいのパットを4回外しました。この距離は決めていかないと。スコアが出るかどうか、集中できるかどうかだと思います。(アマチュア6人目のステップ・アップ・ツアー優勝へ首位とは4打差)

 ▼3位・竹内美雪 パターが入らなかったですね。そこまで悪くはないんですけど、こういう日なんだなと思って。優勝もしたいんですけど、まずは自分のプレーをしっかりすることだと思います。(首位スタートも71と足踏み) 

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