清宮も歓喜!早実87大会ぶり…歴代最長ブランク勝利

[ 2018年12月28日 14:52 ]

第98回全国高校ラグビー第2日・1回戦   早実55―3名護 ( 2018年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<名護・早稲田実> 前半21分、早実・今駒がトライを決める(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 大会史上最長ブランクとなる79大会ぶり出場の早実(東京第1)が名護(沖縄)から前後半計9トライを奪って快勝し、30日の2回戦進出を決めた。早実の大会勝利は1928年の第11回大会準決勝で神戸一中(兵庫)に10―3で勝利して以来、87大会ぶり。こちらも山口(山口)が16年度につくった69大会ぶりを更新する、歴代最長ブランク勝利となった。

 試合の立ち上がりはミスや反則が多く、前半5分にPGで3点を先取された早実。流れを変えたのはディフェンスで、同10分に副将のCTB植野智也(3年)の鋭いタックルでターンオーバーに成功すると、一気に相手インゴールへと迫って最後はNo・8相良昌彦主将(3年)が逆転のトライを奪った。

 後半にも2トライを奪った相良は「3トライは味方のアシストのおかげです。アタックに関しては準備してきたことが出せた」と話した。同じく3トライを挙げたWTB今駒有喜(3年)は「得意な1対1でたくさん勝負できたので良かった」と快勝を振り返った。

 第1グラウンドで行われた試合は相良の父で早大ラグビー部監督の南海夫氏、早実出身の日本ハム・清宮幸太郎内野手、早大出身で日本ラグビー協会名誉会長の森喜朗氏らが観戦。87年大会ぶりの勝利を喜んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月28日のニュース