3人制バスケ全国T東京予選 江東フェニックス誘致して開催

[ 2018年12月28日 05:30 ]

奮闘する江東フェニックスの佐山(右)
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 世界大会へつながる3人制バスケットボールの全国トーナメント「3×3.EXE TOURNAMENT powerd by KOTO PHOENIX.EXE」(運営・クロススポーツマーケティング)の東京予選が、江東区の有明スポーツセンターで開催された。

 予選は22日に行われた。20年東京五輪の新種目の3人制バスケットボール競技会場となる江東区を拠点に活動を行うKOTO PHOENIX.EXE(江東フェニックス)が誘致して開催。同トーナメントは、プロ・アマ問わず出場でき、全国大会に出場し、優勝すると世界大会への切符を手にすることができる大会として有名だ。全国で開催されている各予選で最多(22日現在)となる18チームが参加。3チームずつ6グループに分け、グループ1位のみが決勝トーナメントに進出し、決勝に残った2チームが全国大会に出場するトーナメントで、優勝はNINJA AIRS.EXE、準優勝がTEAM TSUKUBAだった。この2チームは来年3月に仙台で開催される全国大会に出場する。

 今回のトーナメントを誘致した地元の江東フェニックスはグループ予選第1試合に快勝するものの、第2試合で惜敗し、予選敗退となった。

 NBAのようなダンクシュートやブロックショットを披露し、随所で観客を大いに沸かせた江東フェニックスの戦いに対して、同チームを応援にきた区内のポータルサイト「江東区暮らしの便利帳」を運営する廣岡聖二さんは「チームの魅力は選手とファンの距離の近さもありますが、ダイナミックな試合展開をしてくれるので、これからも応援します」と話す。プロレスの初代タイガーマスクこと佐山聡氏を父に持つ佐山聖斗選手は「優勝・準優勝したチームと比べて、完成度が足りない。スピード・意識・シュート力など来季に向けて、しっかりと準備を行い、江東区の皆さんと一緒に3人制バスケットボール、そしてチームを盛り上げていきたい」と話す。

 最後に大会誘致に尽力した江東フェニックスの大坪孝行オーナーは、「江東区を3×3の街として盛り上げられるように、今後もさまざまな取り組みをしていきたい。ぜひ応援をよろしくお願いします」と熱く語った。

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