高松北 強豪の前に零敗…花園初勝利ならず13連敗 父子鷹で臨んだ高木主将「出し切った」と笑顔も

[ 2018年12月28日 16:57 ]

第98回全国高校ラグビー第2日・1回戦   高松北0―89関商工 ( 2018年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<高松北・関商工>関商工に敗れ、肩を落とす高松北ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 花園初勝利を目指した高松北は花園出場38回を誇る東海の強豪、関商工の前に得点を奪うことができず、花園での不本意な連敗記録は13に伸びた。

 CTB高木涼矢主将(3年)と父子鷹で聖地での1勝を目指した高木智監督は「自分で立ち上げたラグビー部で、3年間、息子と夢を追いかけさせてもらいました。こんな幸せな高校ラグビーの監督はいません」と男泣き。一方の高木主将に涙はなく笑顔。「出し切った感がすごいので。父さんに1勝をプレゼントたかったですけど、全国のカベのデカさも感じました。1年生から3年間、花園に出させてもらったことには感謝してます。次は大学で」。高校卒業後は関西大学リーグの強豪、大体大に進学予定。父の母校で全国1勝を目指すことになる。

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2018年12月28日のニュース