東海大が2季ぶりV 大東大との無敗対決制した

[ 2018年11月25日 15:44 ]

<大東大・東海大>ノーサイド寸前に優勝を決める勝ち越しトライを加藤(左から2人目)が決め、歓喜する東海大フィフティーン(撮影・ 久冨木 修)
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 関東大学ラグビーは25日、東京・秩父宮ラグビー場などでリーグ戦グループ1部の最終節4試合を行い、優勝を懸けた無敗対決は東海大が28―21で昨季優勝の大東大を破り、6勝1分けの勝ち点26で2季ぶり8度目の優勝を決めた。6勝1敗で勝ち点25の大東大が2位で、勝ち点20で3位の流通経済大までが全国大学選手権に出場する。

 前半は東海大に反則、大東大にハンドリングエラーが目立つ展開。先手を取ったのは東海大で、前半9分に右展開で余ったWTB望月裕貴(1年)がインゴール右隅を陥れた。大東大も18分に左中間ゴール前ラックかNo・8アマト・ファカタヴァ(4年)がポスト左へ抑えて7―7。だが、東海大は32分にSO丸山凜太朗(1年)がループプレーで抜け出し、インゴール中央へ回り込んでトライ。14―7で前半を折り返した。

 東海大は後半3分にもNo・8テビタ・タタフ(4年)の突破からSO丸山がインゴールへゴロパント。WTB杉山祐太(2年)が左隅で抑えるトライで21―7とリードを広げた。しかし、大東大も18分にトライを返すと、34分にはゴール前の相手反則で選択したスクラムを押し込んでコラプシング(崩す反則)の反則を2度誘い、ペナルティートライの判定で21―21と追いついた。

 東海大は後半38分、大東大のノットロールアウエーの反則により敵陣右中間22メートル内でPKを得たが、PGを狙わずにタッチへ蹴ってラインアウトを選択。さらにゴール前で得た2度の反則でもラインアウトにして攻め、最後はモールからフッカー加藤竜聖(4年)が右隅へ飛び込んで決勝トライを奪った。

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2018年11月25日のニュース