みなみ2週連続Vへ2位浮上 パット好調 先週より「良い」

[ 2018年11月25日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第3日 ( 2018年11月24日    宮崎県 宮崎CC=6471ヤード、パー72 )

13番、アプローチショットを放つ勝 (撮影・白鳥 佳樹)
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 3位から出た勝みなみ(20=明治安田生命)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダー、209で2位に浮上した。首位とは3打差。前週にプロ初優勝を果たしたばかりの20歳が、逆転での2週連続Vを目指す。70をマークしたペ・ヒギョン(26=韓国)が通算10アンダーで単独首位に立った。

 前半は3バーディー、後半は一転、2ボギー。“尻下がり”の展開にも、勝の表情は明るかった。

 「1Wが少しぶれていた。後半は2ボギーで終われたのは上出来かな。明日につながりました」

 ショットがぶれても、大崩れはしない。スコアを支えるのは好調なパットだ。今週は優勝した先週より調子が「良い」。“感覚派”という20歳は「今は構えたらすぐ打っている。スピードが調子のバロメーター」と明かす。実際に3日間の平均パット数は最少の27・67。7番でカラーから8メートルのバーディーパット、ティーショットを曲げた13番では4メートルと微妙な距離が残ったパーパットを沈め、V戦線に踏みとどまった。

 最終日へ向けての課題も冷静に分析。「ショットのぶれは、左腕が張ってうまく体が使えなかったから」。今夜は“セルフマッサージ”でほぐし、決戦を迎えるつもりだ。プロ初勝利からの2週連続Vとなれば、17年の畑岡以来4人目。「明日もチャレンジャーとして頑張りたい」。フル参戦1年目のシーズンを有終の美で飾る。

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2018年11月25日のニュース