逆転Vの壷井達也「優勝できるとは思っていませんでした」全日本ジュニア男子

[ 2018年11月25日 17:20 ]

<全日本ジュニア男子フリー>SP2位から逆転で優勝を飾った壷井達也(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権最終日は25日、アクシオン福岡で男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の壷井達也(15=中京大中京高)が144・56点、合計222・79点と逆転初優勝を飾った。2位には佐藤駿(14=埼玉栄中)が入り、SP首位スタートの島田高志郎(木下グループ)は4回転で転倒するなどして3位だった。

 壷井は「優勝できるとは思っていませんでした。まだトップに立ったという自覚もありません」と驚いた様子。「夏までは全然、飛べなかったトリプルアクセルをSP、フリーで3本入れられたことが大きかった」と勝因を分析した。今後について「全日本までの1カ月、4回転の習得とかベースの部分を上げていきたいです」と語った。

 3位の島田は「朝の練習から4回転もトリプルアクセルも調子が上がらずそのまま試合に入ってしまった。自分に期待し過ぎたというか、自分にあきれている」とコメントした。

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