【玉ノ井親方 視点】高安 相撲には負けたが勝負に勝った

[ 2018年11月25日 09:00 ]

大相撲九州場所14日目   ○高安―貴景勝● ( 2018年11月24日    福岡国際センター )

気合に満ちた表情で大関の意地を見せた高安(撮影・中村 与志隆)
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 相撲に勝ったのは貴景勝だったけど、勝負に勝ったのは高安。でも、これが相撲の面白さ。貴景勝は立ち合いの当たりも良かったし、その後の足の運びも良かった。ただ、土俵際で高安が体勢を崩して半身になったときに、そのまま押し切ろうとして、足がそろってバランスを崩してしまった。もし、高安が半身にならず正対していたら、そのまま押し切られていただろうね。そういう意味では、高安に運があった。

 これで2人が2敗で並ぶ展開になったけど、気分的には追う立場の貴景勝の方が楽だよね。ただ、千秋楽の相手はここにきて調子を上げてきている錦木。腰が重く、攻めも力強くなっているから油断はできない。一方の高安も相変わらず立ち合いで腰が高いのが気になる。御嶽海にさっと中に入られ、前に出られたら危ない。目が離せない一番になるよね。 (元大関・栃東)

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