北の富士氏、勝ち急いだ高安に嘆き節「強引に寄っちゃダメだあ〜」

[ 2018年11月25日 18:49 ]

大相撲九州場所千秋楽 ( 2018年11月25日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所千秋楽>優勝を逃し、がっくりひきあげる高安(撮影・中村 与志隆)
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 初優勝の期待が懸かった大関・高安が結びの一番で御嶽海に敗れ、NHK中継で解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)が「あれを強引に寄っちゃだめ」と嘆く一幕があった。

 千秋楽まで持ち越された高安と小結・貴景勝との優勝争い。まずは貴景勝が2敗を守り、迎えた結びの一番。高安が勝てば優勝決定戦になるところだった。

 御嶽海に一気に土俵際まで押し込まれながらも耐えて残すと、徐々に立て直した高安。しかし、最後は右からのすくい投げをこらえきれず土俵に仰向けとなった。ぼう然と天を仰ぐ姿が映し出される中、北の富士氏は「あれを強引に寄っちゃダメだあ〜」と一喝。さらに「我慢できなかったね。あれは、上手を取るまで我慢しなきゃいけない。寄っちゃった。優勝決定戦を見たかった」と嘆いた。それでも最後は気を取り直し、初優勝を決めた貴景勝に「おめでとうだね」と祝福の言葉を贈っていた。

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2018年11月25日のニュース