ウッズ 首位発進、鮮やかイーグル締め「勝利に少し近づいた」

[ 2018年9月22日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ツアー選手権第1日 ( 2018年9月20日    ジョージア州イーストレークGC=7362ヤード、パー70 )

ツアー選手権第1日 18番でイーグルを奪いガッツポーズするウッズ。5アンダーで首位
Photo By 共同

 プレーオフシリーズ最終戦が開幕し、タイガー・ウッズ(42=米国)が1イーグル、4バーディー、1ボギーの65で、リッキー・ファウラー(29=同)と並んで首位発進した。5年連続でファイナル進出の松山英樹(26=LEXUS)は3バーディー、5ボギーの72と伸ばせず、首位と7打差の25位と出遅れた。

 千両役者が最高のパフォーマンスで締めくくった。3アンダーで迎えた18番パー5。カップまで8メートルにつけたウッズの第3打が、そのまま吸い込まれてイーグルを決める。5アンダーまで伸ばし、ファウラーとともにリーダーボードのトップに。ウッズは右手で力強くガッツポーズをつくって、集まった大勢の観衆を沸かせた。

 ラフに入ると苦しいコースで「理想的な1Wが打てた」と振り返った通り、14ホール中10ホールでフェアウエーをキープしたことで歯車がかみ合った。1番こそ3パットのボギーも、その後はパットがさえ、スコアを伸ばしていった。5番で8メートル、6番も5メートルのバーディーパットを沈めた。ショットも安定し、後半は12、14番でバーディーを奪った。

 8月の全米プロ選手権で2位に入って完全復調をアピール。その勢いはプレーオフでも衰えず「今季の目標、ツアー勝利に少し近づいたと思う」と笑みを浮かべた。

続きを表示

2018年9月22日のニュース