関取最年長の安美錦 3連敗で負け越し…来場所の再入幕は消滅 再チャレンジは「慌てずに考える」

[ 2018年9月22日 16:23 ]

<秋場所14日目>安美錦を叩き込みで下す若隆景(上) (撮影・ 久冨木 修)
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 関取最年長39歳の西十両筆頭・安美錦(伊勢ケ浜部屋)は西十両7枚目・若隆景(23=荒汐部屋)にはたき込みで敗れた。12日目からの3連敗で6勝8敗となり、負け越しが決まった。10月3日に誕生日を控えており、勝ち越せば九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)は40歳での再入幕の可能性があったが、この日の黒星で消滅した。

 若隆景戦は最初の立ち合いで突っかけられ、2回目は大きく左に動かれ、バタリと前に落ちた。支度部屋に戻ると「左上手を取ろうと思ったが、ついていけなかった。相手は小さいけど、下から下からいこうと思った」とサバサバと振り返った。

 再入幕を目指してのチャレンジについては「どうするかは慌てずに考える。あと一番、精いっぱいやって考える」と話すにとどめ、まずは千秋楽の一番に集中する。

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2018年9月22日のニュース