幕下は極芯道V 九州場所新十両確実、緊張の一番制し7戦全勝

[ 2018年9月22日 05:30 ]

大相撲秋場所13日目   ◯極芯道―対馬洋● ( 2018年9月21日    両国国技館 )

対馬洋を突き倒しで破り幕下優勝を決めた極芯道(左)=撮影・郡司 修
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 東幕下5枚目の極芯道(22=錦戸部屋)が対馬洋に勝って7戦全勝で初優勝。「緊張して、眠れなかった」という一番をクリアし、九州場所の新十両を確実にした。東幕下2枚目だった7月の名古屋場所は千秋楽で負け越し。あと一歩で関取を逃していただけに「うれしい」と喜びもひとしおだ。16年九州場所から鶴竜の付け人も務めている。相撲に取り組む姿勢を日々学び、実を結んだ。

 ▽幕下優勝(7戦全勝) 極芯道(ごくしんどう=本名福島貴裕)東5枚目、兵庫県尼崎市出身、錦戸部屋。12年春場所初土俵。得意は押し。1メートル81、158キロ。22歳。

 ▽序二段優勝(7戦全勝) 朝倉(あさくら=本名朝倉大樹)西90枚目、千葉県柏市出身、時津風部屋。千葉・日体大柏高から17年春場所初土俵。得意は押し。1メートル72、173キロ。20歳。

 ▼朝倉 先場所はケガで全休し、不安もあったが思いきり動けた。番付の落ちた枚数を取り戻したかったので、ひとまずホッとした。三段目で取っていたから、早くそこまで戻りたかった。

 ▽序ノ口優勝(7戦全勝) 光内(みつうち=本名光内洸太)西31枚目、高知市出身、阿武松部屋。埼玉栄高相撲部で活躍し、15年名古屋場所初土俵。得意は突き、押し。1メートル80、146キロ。22歳。

 ▼光内 (右肩脱臼の負傷から復帰し)ホッとした。リハビリ中は部屋のみんなに助けていただいた。今後は自分の最高位を超えて、とりあえずは幕下を目指していきたい。

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2018年9月22日のニュース