ダブルスも快進撃 加藤&二宮組、日本人ペア初の大会制覇王手

[ 2018年9月22日 05:30 ]

女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン第5日 ( 2018年9月21日    東京・アリーナ立川立飛 )

東レPPOダブルス準決勝 タッチする加藤(左)二宮組(撮影・西海健太郎)
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 ダブルスでも日本人ペアが快進撃だ。準決勝で加藤未唯(23=ザイマックス)二宮真琴(24=橋本総業)組が、第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(26=カナダ)徐一ファン(30=中国)組に7―6、6―0で勝ち、日本人初の大会制覇に王手をかけた。

 「リードされても強気に最後までプレーできた」(加藤)と第1セットのタイブレークで相手にセットポイントを握られても動じなかった。「凄く感覚が良かった」という加藤の好調なストロークを軸に、二宮も踏ん張った。

 先週のジャパン女子オープンでも準優勝しており「だんだん息が合ってきて自信もついてきた」(二宮)とチームワークも磨かれてきた。今大会のダブルスは09年に杉山愛が決勝まで進んでいるが、日本人ペアでは初の決勝進出。記録的な勝利を目前にして加藤は「過去の記録は全く見ないので、私たちは私たちの道を行く」と笑顔で宣言。二宮も「加藤さんがそう言っているので気にせず頑張ります」と続けた。

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2018年9月22日のニュース