パナソニック 全勝対決でヤマハ下し開幕4連勝

[ 2018年9月22日 21:34 ]

 パナソニック―ヤマハ発動機 前半、攻め込むパナソニック・大西。右は堀江
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 ラグビートップリーグは22日、7試合が行われ、東京・秩父宮ラグビー場のパナソニック―ヤマハ発動機の全勝対決はパナソニックが15―0で勝ち、開幕4連勝とした。

 試合開始早々、ヤマハ発動機が敵陣深くへ攻め込み、ゴール正面でマイボールスクラムのチャンス。しかし、No・8堀江がはじいたボールをパナソニックSO山沢が蹴り出し、さらにFB五郎丸が処理にもたついたところを敵陣へ蹴り込んだ。さらに山沢は2度足にかけたボールをゴール前で拾い、WTB山田へパスして先制トライを演出した。

 パナソニックは19分に山沢のPGで8―0とすると、22分には山沢のハイパントを五郎丸がノックオンしたこぼれ球を山田が獲得。内へパスしてロックのワイクスが右中間へ飛び込み、ゴールも決まって15―0とリードした。一方、前半途中まで自陣での戦いを強いられたヤマハ発動機は敵陣へ攻め込んでもミスが多く、無得点のまま前半を終えた。

 後半も激しいディフェンスで両軍の攻撃があと一歩でつながらず、スコアが動かないまま試合は進行。15―0でノーサイドを迎えた。パナソニックのディーンズ監督は「前半戦を4連勝で終えてとてもうれしい。ヤマハを0点で抑えられたのは達成感がある」と満足そう。WTB福岡とNo・8ガンターが脳しんとうで交代したが、「ガンターは大丈夫。福岡は回復してくれるのを祈っている」と話した。一方、ヤマハ発動機の清宮監督は「チャンスでことごとくミスをしたのは想定外」と振り返り、五郎丸を後半21分で交代させた意図を「得点を取りにいきたかった。相手キックに対してボールを持ちたかったから」と説明した。

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2018年9月22日のニュース