小平、賞金王&マスターズ出場権のW獲りへ「欲が出てきた」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

賞金ランク首位の小平に闘志むき出しの宮里優作(左)と池田勇太(右端)
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 男子ゴルフの今季最終戦日本シリーズJTカップは、30日から東京都稲城市の東京よみうりCCで開催される。29日はプロアマ戦が行われ、賞金ランク1位の小平智(28=Admiral)らが最終調整した。

 注目は4人に絞られた賞金王争い。2位に約1720万円差をつけている小平は「ここまで来て、この位置にいたら獲りたいという欲が出てきた。マスターズに行けて賞金王も獲れれば一番いい」と意欲を示す。現在、世界ランク53位。年末の同ランクで50位以内に入ればマスターズ(来年4月、米ジョージア州オーガスタ)の出場権を確保できる。オーガスタ行きは3月に結婚した美保夫人(35)との夫婦2人の夢でもある。「女子が行けない試合なので行ってみたいと言っている。(夫婦の会話も)賞金王よりもマスターズの話の方が多い」と明かした。

 ▽賞金王の条件 賞金ランク上位4人に可能性がある。賞金1位の小平は賞金2〜4位の3人が優勝しなければ自身の順位にかかわらず決定。賞金2位の宮里優は優勝すれば小平の順位にかかわらず逆転賞金王。賞金3位のC・キムは優勝した上で小平が3人以上の2位タイ以下になることが条件。賞金4位の池田は優勝した上で小平が5位タイ以下(4位タイの場合はタイの人数による)になることが賞金王の条件。

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2017年11月30日のニュース