ローズ、16アンダーで金メダル「どの勝利よりもうれしい」

[ 2016年8月16日 05:30 ]

金メダルを獲得したローズ(AP)
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リオデジャネイロ五輪ゴルフ・男子最終日

(8月14日 五輪ゴルフコース)
 ウイニングパットを沈めるとローズは拳を突き上げ、胸の英国チームのシンボルを力強く握りしめた。

 金メダルを誇らしげに見つめて「夢がかなった。自分が成し遂げたことを誇りに思う」と歓喜に浸った。ステンソンと通算15アンダーで並び迎えた18番パー5。第3打でステンソンが50ヤードの距離を寄せきれなかったのに対し、40ヤードを50センチにぴたりと運んで勝負を決めた。

 治安や衛生面を懸念した多くのトップ選手が出場を辞退した中、112年ぶりに五輪の舞台に戻ってきたゴルフ競技を制し、「これまでのどの勝利よりもうれしい。最高の大会だ」と感激の面持ちだった。

 ◆ジャスティン・ローズ(英国=ゴルフ男子) 98年にプロ転向。13年全米オープン優勝。15年マスターズ・トーナメント2位。米ツアー通算7勝。1メートル89、82キロ。36歳。

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