矢沢、異例の再レースも予選敗退「急すぎたかな」 男子110m障害

[ 2016年8月16日 11:27 ]

男子110メートル障害予選再レース 力走する矢沢航

リオデジャネイロ五輪陸上

(8月15日)
 陸上男子110メートル障害で一度は予選敗退となった矢沢航(25=デサント)だったが、雨の影響により矢沢の走った1組と3組以降の条件が異なったため、異例の再レースが実施された。再挑戦の機会を得た矢沢だったが再レースで13秒88の4着に終わり、準決勝に進めなかった。

 矢沢が出場した予選1組は雨の中で行われたが、雨による中断をはさんだ3組以降と気象条件が大きく異なるため、1、2組の5着以下の選手を対象に再レースの実施が決定。1組でスタートの出遅れが響いて13秒89の6着に終わり、「とても楽しかったが、物足りない部分もある。出遅れは想定していた。中盤につなげたかったが、うまく加速できなかった」と話していた矢沢も呼び戻されて再レースに挑むことになった。

 2度目のレースはまずまずの出だしだったが、中盤以降に伸びず4着。「せっかくのチャンスだったんですけど、しっかり力を出し切れなかったのが残念です。ちょっと急すぎたかな。言い訳になっちゃうけど。今の実力がこれぐらいだとはっきり分かった。(結果を)受け止める」と振り返っていた。

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