沙保里「歴史を残したい」 V4は亡き父と先代九重親方にささげる

[ 2016年8月16日 05:30 ]

太田の応援に駆け付けた吉田(右から2人目)、伊調(右端)ら(代表撮影)

 女子レスリング53キロ級の吉田沙保里(33=フリー)が4個目の金メダルを14年に他界した父・栄勝さん(享年61)と、7月に膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった大相撲、元横綱千代の富士の先代九重親方(享年61)にささげることを誓った。

 18日の初戦を前に会見。「4連覇をして歴史を残したい。金メダルを天国にいる父と、親交のあった九重親方にも見せたい」と語った。また、同じく4連覇が懸かる58キロ級の伊調馨(32=ALSOK)は17日が初戦。「これからは後輩たちが活躍していく時代。東京五輪でも世界一、その次にも続けていけるように私たちが4連覇を達成し爪痕を残したい」と意気込んだ。

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