数野&栗原ペア 4強逃すも初の8強に大健闘「奇跡の連続」

[ 2016年8月16日 05:30 ]

4強入りを逃した数野(奥)、栗原組
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リオデジャネイロ五輪バドミントン・混合ダブルス準々決勝

(8月14日 リオ中央体育館)
 混合ダブルスの準々決勝が行われ、この種目で日本勢初の8強入りを果たした数野健太、栗原文音組(日本ユニシス)は2012年ロンドン五輪金メダルの張楠、趙ウン蕾組(中国)に0―2で敗れた。

 それでもこの種目に転向し、1年あまりでの快進撃に数野は「奇跡の連続でここまで来た。夢の中にいるような4試合だった」と充実感を口にした。

 昨春に日本代表の台所事情で武器の強打を買われ、混合の選手として選ばれたことが大きな転機となった。数野も栗原も本職ではない種目で五輪を狙える好機をつかんだが「世界ランキングのポイントはゼロから。ペアをつくりながら稼ぐのは大変だった」と数野は振り返る。それでも栗原は「お手本にした中国ペアと五輪で当たるところまで勝ち進めたことは良かった。少しでも日本の人に混合の面白さが伝わっていたらうれしい」と満足そうに話した。

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2016年8月16日のニュース