福原愛 死闘“3時間54分”競り負け…「負けの原因は全て私」

[ 2016年8月16日 05:30 ]

準決勝で敗れ、涙ながらに応援団にあいさつする(右から)石川、福原、伊藤

リオデジャネイロ五輪卓球・女子団体準決勝 日本2―3ドイツ

(8月14日 リオ中央体育館)
 女子団体の日本は、準決勝でドイツと3時間54分の激戦の末、2―3で敗れ、16日の3位決定戦(日本時間同日午後11時開始)に回った。石川佳純(23=全農)がシングルスで2勝を挙げたものの福原愛(27=ANA)、伊藤美誠(15=スターツ)のシングルス、福原・伊藤組のダブルスで敗北。3位決定戦はシンガポールと対戦する。

 3時間54分に及ぶ激戦の末に、受け入れがたい結末が待っていた。運命の第5試合、最終第5ゲーム。9―10と追い込まれた福原が放ったボールをハンが苦し紛れにレシーブすると、台をかすめるエッジボールで勝負は決まった。石川が真っ先に抗議し、村上監督も参戦するが、ジャッジは変わらない。試合が続くことを信じて卓球台の前で集中を切らさなかった福原だが、準決勝は終わった。

 「最後の判定まで諦めたくなかった。(ハンと)握手をしたら負けを認めたことと同じなので、しなかった。何回か(場内のスクリーンで)VTRが流れていたので、(審判に)それを見てもらうように話していたけど…」。

 12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得。リオではチーム全員が「最低でも銀メダル」と口をそろえたが、目標に届かなかった。石川はシングルスで2勝したものの、福原と伊藤が自らのミスで勝機を手放した。第1試合の伊藤は、最終第5ゲームで9―3とリードしながら、7連続でポイントを奪われ、ジュースの末に落とした。「チームの流れとしても大事なところだった」。いつも快活に話す15歳が、涙目で声を絞り出した。

 福原・伊藤のダブルスも2―1でリードした第4ゲームに9―7まで追い詰めながら、逆転された。第5試合の福原は、最終第5ゲームに3―7から6連続得点で一時逆転したが、運はドイツに味方した。「佳純ちゃんが2点取ってくれたのに負けてしまって、ものすごく悔しい。負けの原因は全て私にある」と真っ赤な目でうなだれた。

 3位決定戦は16日。1日あくことで、気持ちを切り替えられるか。「きょう(14日)もいいところはたくさんあった。いいところだけを残して頑張りたい」と福原が言えば、「この負けを生かしたい」と伊藤。3人の力を結集し、メダルを死守してみせる。

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