【錦織一問一答】4年後もっと強い気持ちで強くなって臨みたい

[ 2016年8月16日 05:30 ]

ナダルとの死闘を制して銅メダルを獲得した錦織

 ――メダルの重みは?

 「重かった。重量的にも重いし、受け取った時にいろんな思いが駆け巡った。うれしさも悔しさも両方あった」

 ――日本テニス96年ぶりのメダル。

 「96年ぶりっていう考えられない数字の中で達成できた。普段と違うプレッシャーのかかる場でいいテニスができたのは成長するきっかけになる」

 ――3位決定戦は厳しい戦いだった。

 「何度も気持ちが折れそうになった。日本の声援だったり、チームの声援も自分の力になった」

 ――第2セットは5―2から逆転された。

 「一番の原因は硬くなったこと。メダルを意識したのはもちろん、サーブやストロークも少し焦りが出た。さすが大舞台だなと思った」

 ――前日のA・マリー戦の完敗からどう切り替えた?

 「凄くしょぼんとしていたので、チームの後押しが凄く大きかった。最後なので、自分らしい試合を心掛けた」

 ――3度目の五輪。

 「前回はベスト8で結構いった感じがしたが、ベスト4でも満足しない、当たり前という位置にきている。4年後どうなっているか分からないが、もっと強い気持ちで、強くなって臨みたい」

 ――決勝戦は見た?

 「最後の数ゲームだけ。なんかすさまじかった。見ていて楽しいけど、あれだけハイレベルのテニスをされると困っちゃいますよね(笑い)」

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2016年8月16日のニュース