【数字は語る】ボルトV3 2位とのタイム差はリオが一番“苦戦”

[ 2016年8月16日 10:45 ]

ボルト3連覇のうち、2位との差はリオが一番苦戦した

 ボルトと2位ガトリンのタイム差は0秒08。同種目で2位に五輪史上最大差をつけた08年北京大会の0秒20(2位トンプソン=トリニダード・トバゴ)、12年ロンドン大会の0秒12(2位ブレーク=ジャマイカ)と比べ、今回が一番“苦戦”を強いられた。

 だが、100分の1秒単位で計測するようになった72年ミュンヘン五輪以降の12大会で、1、2位の0秒08差は小さい方から数えて8番目(最小差は80年モスクワ五輪でウェルズ=英国=とレオナルド=キューバ=が同タイム)と大差の部類に入る。あくまで“ボルト的には苦戦”といったところか。ちなみに、ボルト史上最大の苦戦は9秒79で連覇した昨年の北京世界選手権で、2位ガトリンと0秒01差だった。

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2016年8月16日のニュース