片山 逆転30勝へ 昨年のVTRだ「最終組の1つ前」からまくる

[ 2015年11月29日 05:30 ]

5番、ティーショットする片山晋呉。連覇へ3差4位で最終日へ

男子ゴルフツアーカシオ・ワールドオープン第3日

(11月28日 高知県安芸郡 Kochi黒潮カントリークラブ=7315ヤード、パー72)
 昨年の大会覇者、片山晋呉(42=イーグルポイントGC)が69を出し、通算7アンダー、209で4位に浮上した。前週に生涯獲得賞金20億円を突破。3打差逆転で次の目標でもある通算30勝を狙う。石川遼(24=CASIO)は73と伸ばせなかったものの、通算10アンダーで単独首位をキープ。今季2勝目へ王手をかけた。
【第3R成績】

 片山が舌なめずりしてホールアウトだ。最終18番、3メートルをねじ込んでのバーディーフィニッシュで69をマーク。7打もあった首位との差を、逆転圏内の3打に縮め、最終日は狙い通りの最終組の1つ前の組に入った。プレッシャーをかけるには最高の舞台。声のトーンは一段階、上がった。

 「諦めるところじゃないし、チャンスはある。ビッグスコアを出せば面白い。昨年みたいにやれたらちょうどいいよね。昨年も(最終組の)1つ前だしね」

 バーディー発進すると、その後は4ホールあるパー5で全てバーディー。16番パー4では第1打を思いきり左に曲げた上に第3打もバンカーの“アゴ”近くだったが、ナイスボギーとミスも最小限に抑えた。

 「20億円&30勝」の目標に近づきつつある。前週のダンロップ・フェニックスで過去、尾崎将司しか果たしていない生涯獲得賞金20億円突破を達成。次のターゲットの30勝へ「いつも言ってきたこと。言わないとできないことだから」と力を込めた。

 向上心は42歳にしてなお健在だ。今、夢中なのは昨年から学んでいる古武道。「体が小さい僕は、体を上手に使って外国人に対抗しないと駄目だからね。昔は女の人が米俵を持ち上げたり、鞘(さや)から刀をヒュッと抜いたりできたでしょ」と語りだしたら止まらない。本を読み、実際に指導を受けている。

 1打差の4位から出た昨年は、4連続バーディーなどで65をマークし、逆転勝利。最終組だった小平ら20代の3選手を圧倒した。今年も最終組には24歳の石川と、12年の覇者で23歳の黄重坤(ファンジュンゴン)がいる。手ぐすね引く百戦錬磨の永久シード選手。片山劇場の幕は29日、1番ティーグラウンドで開く。

 ▼2位・黄重坤 いい感じだった。15番のボギーだけがディボットにはまりアンラッキーだったけれど、それ以外は良かった。自分のプレーに集中したい。(12年以来の大会制覇へ1打差逆転を狙う)

 ▼5位・谷原秀人 8番の3パットボギーが痛かった。あしたは前半次第でしょ。(70を出し、7位からやや浮上)

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