パラ駅伝が初開催 SMAPが実況 20年東京大会をPR

[ 2015年11月29日 21:37 ]

初開催されたパラ駅伝で、たすきをつなぐ障害者と健常者の選手

 2020年東京パラリンピックのPRとして、障害者と健常者計8人が1チームで争う「パラ駅伝 in TOKYO 2015」が29日、東京・駒沢陸上競技場などでパラリンピックサポートセンターにより、初開催された。

 約1万4千人の観衆が見守る中、11都県から19チームが1周約2・5キロのコースを8周した。陸上女子で12年ロンドン大会代表の高桑早生選手らが選手宣誓し、04年アテネ大会の男子マラソン視覚障害クラス金メダルの高橋勇市選手も出場した。優勝は神奈川スターズで、車いすバスケットボールの鈴木百萌子選手は「パラスポーツをもっと知ってもらい、生で見てほしい」と訴えた。

 人気グループ「SMAP」がマイクでの場内の実況中継、宝塚歌劇団はレース前の君が代斉唱で盛り上げた。SMAPの中居正広は「20年まで一丸となって頑張りたい」と話した。

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2015年11月29日のニュース