スケート滑らなかった真央 宮原は崩れない強さが武器 岡崎真氏分析

[ 2015年11月29日 10:00 ]

そろってファイナル進出を決めた宮原(左)と浅田

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯

(11月28日 長野・ビッグハット)
 SPではジャンプに関する動きだけがスローに見えた浅田だが、この日は冒頭からスケートが滑っておらず、全体的にシャープさに欠けた。復帰からの2戦は「蝶々夫人」のゆっくりとした曲調の中で、演技のメリハリが利いていた。しかし、この日に限っては悪い意味で動きが曲調にシンクロしてしまった印象だ。

 それが顕著に表れたのが、5項目の演技点だ。このメンバーなら断然トップに立っているべきだが、項目によっては他の選手に劣っていた。スケートが滑らなかった理由はさまざまな原因が考えられる。GPファイナル進出は決めたものの、ここでしっかり分析しなければ、今後について楽観できないと感じた。

 GPシリーズ初優勝となった宮原は、着実な演技が光った。できることを確実にこなすというスタイルは、豊富な練習量とそれに裏打ちされた自信とがなせるものだろう。冒頭の3連続ジャンプ、終盤のダブルアクセルからの連続ジャンプと小さなミスはあったが、大きく崩れない強さこそが、宮原が世界と戦う最大の武器だと思う。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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