待ってろボルト!サニブラウンに援軍 世界陸上に監督同行

[ 2015年8月5日 06:50 ]

世界陸上の代表入りが決まったサニブラウン

 ゴールデンボーイに強力援軍だ。日本陸連は4日、世界選手権(22日開幕、中国・北京)の追加代表を発表し、7月の世界ユース選手権男子100&200メートルを制したサニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高)が、日本史上最年少で名を連ねた。男子200メートルに加え、400メートルリレーにも出場する可能性がある。また、城西高の山村貴彦監督(35)が、支援スタッフとして大会に同行することも判明した。

 世界ユースで国際大会を経験したとはいえ、世界選手権は大会の規模が違う。開幕時に16歳169日のサニブラウンは、83年ヘルシンキ大会の佐藤恵(開幕時に16歳328日)を超え、日本史上最年少での代表入り。戸惑いやストレスから16歳を守るため、城西高でサニブラウンを指導する山村監督の北京行きも決まった。

 山村監督は現役時代、400メートルと1600メートルリレーで00年シドニー五輪に出場。400メートルの自己ベスト45秒03は、今も日本歴代2位だ。サニブラウンが中学1年時から指導しており、信頼関係を築いている。コーチではなく支援スタッフとしての派遣だが、ウオーミングアップを行うサブトラックや試合会場にも入ることができる。日本陸連の麻場一徳・強化副委員長は「山村監督がいてくれるのは心強いでしょう」と話した。

 サニブラウンは世界ユースの200メートルで、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の大会記録を更新する20秒34をマーク。「シニアの人とどれだけ戦えるか、経験していきたい」と意気込む世界選手権では、ボルトと激突する可能性もある。「(ボルトが)引退しちゃうまでに横に並んで走りたい」という夢が現実味を帯びてきた。

 5日で16年リオデジャネイロ五輪開幕まで、ちょうど1年。20秒34は既にリオの参加標準記録20秒50も突破している。「リオは出るだけで終わらないようにしたい」。ガーナ人を父に持つ規格外のスプリンターは、世界選手権をステップにリオへ、そして年東京五輪へ突き進む。

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