エディージャパン4位終戦に危機感 まさかの3連敗…

[ 2015年8月5日 05:30 ]

<日本・トンガ>前半、タックルを受けるリーチ(中央)

ラグビー PNC杯順位決定戦 日本20―31トンガ

(8月3日 カナダ・バーナビー)
 3位決定戦で日本はトンガに20―31で敗れ、今大会を1勝3敗の4位で終えた。7月29日のフィジー戦から先発5人を入れ替えた日本は、密集での争いで劣勢に立たされて攻撃のリズムをつくれず。弱点をさらけ出し、13年6月以来のテストマッチ3連敗となった。W杯イングランド大会開幕まで5日であと44日。目標の準々決勝進出へ向け、チームの立て直しを図る。決勝はフィジーが39―29でサモアを下し、優勝した。

 勝敗よりもW杯に向けての準備を優先した大会とはいえ、よもやの3連敗。フランカーのリーチ主将は「凄く悔しいです。全く自分たちの強さが出せなかったのが残念」と危機感を募らせた。

 速いテンポでボールを回し、数的有利の状況をつくるのが、エディージャパンとして4年間取り組んできた攻撃スタイルだ。ところが、体格で上回るトンガに密集でしつこく絡まれ、球出しを遅らされた。力ずくで相手に当たればボールを出せずに反則を取られ、PGを決められる悪循環。リーチ主将は「(他チームは)ブレークダウン(密集での攻防)を遅らせれば、日本は何もできないと分析する。ボールキャリアーと密集での質を高めないと」と訴えた。

 スクラムでは今大会4試合を通じて相手を圧倒した。戦術面でもW杯で当たる米国には手の内を隠すなど、必ずしも勝利だけを追い求めた戦いではなかった。それでも国内組が「地獄だった」と口をそろえる6月の宮崎合宿の成果を証明すべき大会で敗戦敗戦、また敗戦。フッカー堀江は「自信がなくなる部分は絶対にあると思うが、どうやって次に進めるか(が大切)」と前を向いた。

 4年前は大会方式が異なったPNCで優勝も、W杯では1分け3敗に終わった。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが「優勝して、どんな自信を持ってW杯に行ったというのか。見かけ倒しという言葉がある」と厳しく振り返る幕切れだった。今回もあくまで前哨戦。全てはW杯のためと信じ、前進するしかない。

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