北島まさかの4位、メダル逃す「弱いっすね。完敗です」

[ 2011年7月25日 21:12 ]

男子100メートル平泳ぎで優勝したアレクサンドル・ダーレオーエン(手前)を見つめる北島康介

水泳世界選手権第10日

(7月24日 中国・上海)
 ダーレオーエンとの一騎打ちとみられた男子100メートル平泳ぎ決勝は、まさかの結末となった。高速水着禁止後初の58秒台を出して圧倒的な強さを見せつけた二つ年下のライバルに対し、28歳の北島は予選、準決勝からタイムを落とし、表彰台にも立てなかった。「弱いっすね。完敗です」と、ぼうぜんとした表情を浮かべた。

 コーチに頼らず、自分の知識と経験を頼りに泳ぎをゼロから再構築する「新たなスタイル」で臨んだ北京五輪以来の大舞台。北島は「思い描いたストーリーと全く違うのは久しぶり」とショックを隠せなかった。(共同)

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2011年7月25日のニュース