小林会長も祝福「自分のゴルフをよく知っている」

[ 2011年7月25日 06:00 ]

優勝を決め、JLPGA・小林浩美会長(左)に祝福される宮里藍

エビアン・マスターズ最終日

(7月24日 フランス・エビアン・マスターズGC=6345ヤード、パー72)
 エビアン・マスターズを視察に訪れている日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(48)は宮里の強さの秘密を「自分のゴルフをよく知っていること」と話した。

 成績を出したいあまりに飛ばすことばかりを考える選手が多いが、宮里は「自分のプレースタイルをきっちり適応させた」と分析。「勝つためにどこを高めてスコアをつくるか」を徹底して考え、長所であるショートゲームをさらに磨いた。「その姿勢が揺るぎなかった」と評価した。

 これで米ツアーで3年連続の優勝。春先は調子が上がらなかったが、「2年前のエビアンで初めて勝ったのが転機。ツアーでの地位を築いていて、前半戦は成績が出なくてもマイペースでやっていた」。会長自身も米ツアーで戦った経験から、「厳しい競争の中で、続けて勝つことは本当に凄いこと」と賛辞を惜しまなかった。

続きを表示

2011年7月25日のニュース