遼くん「最後まで戦ったジョーンズに感謝」

[ 2009年8月3日 06:00 ]

 ◆遼喜び一問一答

 ――18番のバーディーパットは。
 「入れば優勝というバーディーパットを迎えられたことが幸せだった。入れたい気持ちや3パットしたくない気持ちがあって、整理するのが難しかった。でもラインを決めてから打つまではいつも通りのルーティンで打てて、無心で打てた」
 ――涙の理由は。
 「最後の最後まで一緒に戦ってくれたBJ(ジョーンズ)にこれ以上ないぐらい感謝をしたい。勝負に緩みがなかった」
 ――18番は2人ともバーディーチャンスだった。
 「入ってほしいとは思わないけれど、入れてこい、みたいな気持ちはあった」
 ――マッチレースの様相だった。
 「タイガー(ウッズ)がずっと前にボブ・メイと、凄いバーディーラッシュで20アンダーぐらいのスコアでプレーオフにいったトーナメントがあった。それに匹敵するか分からないが、エキサイティングだった。最後の最後までハラハラドキドキする内容のプレーができたことは、プロゴルファーとして凄くいい経験になった」
 ――国内賞金ランクトップに立った。
 「終盤の試合になって賞金王レースに自分が入っていたら1つの大きな経験になると思う。でも賞金ランクって賞金を稼いだことのほかに、年間どれだけ安定していたかという見方もあって、僕より安定している選手は何十人もいる。そういう意味では賞金王になってメジャーに出るという目標は立てない」
 ――全米プロへ臨む気持ちは。
 「日本で結果を残して海外。これ以上ない最高の流れ。メジャーで4日間プレーすることはどういうことか経験したい」

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2009年8月3日のニュース