新型高速水着の猛威 世界新驚異の43、日本新22

[ 2009年8月3日 07:43 ]

 水泳の世界選手権最終日は2日、ローマで行われ、非五輪種目の競泳男子50メートル背泳ぎ決勝で古賀淳也(スウィン埼玉)が24秒24の日本新記録をマークしたが2位に終わり、100メートルとの2冠は達成できなかった。リーアム・タンコック(英国)が24秒04の世界新記録で制した。

 男子400メートルメドレーリレー決勝の日本(古賀、立石、藤井、原田)は3分30秒91の7位に終わり、この種目で2003年から世界選手権と五輪で5大会続けて獲得してきたメダルを逃した。米国が3分27秒28の世界新で優勝し、第3泳者のマイケル・フェルプスは5個目の金メダルを手にした。
 この日の世界新は4で、新型高速水着が猛威を振るった今大会は世界新が合計43も樹立され、昨年の北京五輪の25、前回07年のメルボルン大会の14を大きく上回り、驚異的に記録が伸びた。日本新は22、日本タイ記録は1で、日本競泳陣のメダルは金1、銀2、銅1の計4個だった。(共同)

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2009年8月3日のニュース