入院中ペレ氏　状況改善と病院が発表　「意識があり、新たな合併症はない」

ペレ氏（AP）
Photo By ＡＰ

　サンパウロ市内で元ブラジル代表の名手ペレ氏（82）が入院中の病院は6日、同氏の状況が改善していると発表した。「バイタルサインは落ち着いていて意識があり、新たな合併症はない」と指摘。新型コロナウイルス感染後に問題になっていた呼吸器系の疾患も快方に向かっているという。

　ペレ氏は昨年9月に大腸腫瘍の摘出手術を受けて以降、化学療法のために定期的に入退院を繰り返し、地元メディアでは化学療法の中止と緩和ケアへの移行が報じられている。