【カタール日記】帰国へ「…みたいなものは置いてきた」

トランクケースの中は…
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　3週間以上のドーハの旅が終わった。敗戦の翌日、日本代表もそれぞれ自チームでの戦いに向けて旅立っていった。私にとってもここからが新たな始まり。パッキング（帰国準備）との戦いだ。

　着古したTシャツは捨てる、かさばる紙資料は処分するなど対策して減量作戦に取り組んでいるが、果たして25キロの制限はクリアできるだろうか。

　長期滞在用に準備したお米などの食材や洗剤といった使い切れなかったものも多い。さて、どうしようかと思ったところ決勝戦まで残る同僚記者の存在が助け舟になった。98年フランス大会で落選したキング・三浦知良の名せりふ「魂みたいなものは置いてきた」にならい、私も言おうと思う。「日本食みたいなものは置いてきた」（河西　崇）