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権田修一 クロアチア戦でPKも想定「あるだけ映像は見た」 失敗の3人目には「絶対止められると自信」

[ 2022年12月8日 18:57 ]

<日本・クロアチア>PK戦で敗れガックリの権田(中)(撮影・西海健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)が8日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にゲスト出演し、決勝トーナメント1回戦で戦ったクロアチアとのPK戦を振り返った。

 延長まで120分間を1―1で戦い抜いて迎えたPK戦は、先攻の日本が4本中3本を止められ、1―3で敗れた。権田は「味方が外してしまうと、その選手が責められてしまうじゃないですけど、そういう立場になってくると、それを助けてあげたいなと思っていたんですけど、できなかったことの悔しさが大きい」と、率直な思いを口にした。それでも「平常心でいられたなというのが、今大会で一番、成長できた部分」と、収穫も明かした。

 PK戦の研究は可能な限りしていたという。クロアチアのPKも「事前にあるだけ映像は見せていただいた」というが、「映像がない選手も何人か蹴っていた」とも明かした。ブラシッチ、ブロゾビッチに続けて決められ、3人目のリバヤが左ポストに当てて失敗。最後のパシャリッチに決められて試合は決着した。

 権田は「3人目の選手は、特徴的な蹴り方をするというのは映像を見ていて分かったので、最後まで我慢して」と自己分析。実際、3本目は方向、タイミングともに読み通りだった。「(シュートが)枠に跳んでいても触れていたので、自分の中ではこの選手は絶対止められると自信を持って臨んでました」と振り返った。

 ネタばらしになってしまったためか、「“これ(映像)をいつも見ているよ”と言うと、次にPKの時に“見てるんだったら逆に蹴ろう”ってなっちゃうので、そこも駆け引きが難しいところですね」と苦笑い。井上貴博アナウンサーから「今もうそを言っているかもしれないってことですね?」と確認されると、権田は「うそは…つけないですね」と正直に話していた。

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