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久保建英「この2チームに勝って、クロアチアに負けたらもったいない」 次戦こそW杯日本最年少得点!

[ 2022年12月2日 06:36 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本―スペイン ( 2022年12月2日    ハリファ国際競技場 )

<日本・スペイン>前半、パスを出す久保(右)(撮影・小海途 良幹)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は2日、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。2勝1敗で勝ち点を6に伸ばして、2大会連続決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。

 結果的には前半のみの出場となったが、MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)は攻守でチームの勝利に貢献した。「第2の故郷」スペイン相手の勝利に「正直、勝ったので、全てがどうでもいい」と満面の笑顔だった。

 前半のみの出場については「個人的に、あの前半のデキで変わると思っていなかった」と心残りはあったが、すぐさま気持ちを切り替え。「悔しい気持ちもありましたが、ベテランの選手に声をかけてもらって。“チームを信じろ”と。途中で何回も相手の試合展開が動いて、スペインも攻めなくてはいけなくなって、ヒヤヒヤしましたが、みんなで一丸となってつかんだ勝利」とベンチから声をからした。

 02年日韓大会・ベルギー戦で稲本潤一がマークした22歳259日を上回る、日本のW杯史上最年少得点記録を更新するチャンスは残った。「とりあえず僕も、荷物まとめてなかったのでここで帰ることにならなくて良かったとホッとしています」とユーモアたっぷりに振り返る、

 日本の歴史を変える決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦に向けては「どういうプレーをするかとか、全く分からない、この2チームに勝って、クロアチアに負けたらもったいないなと思う」と力強く言い切る。あと1試合で日本の歴史に名を刻めると思うので、その中の、歓喜の輪にのまれる選手なりたい」と誓った。

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2022年12月1日のニュース