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麻也 特別仕様スパイクでスペイン倒す!五輪の雪辱へ、コスタリカ戦ミス払拭へ「借り返す」

[ 2022年12月1日 05:17 ]

FIFAワールドカップカタール大会1次リーグE組   日本-スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際競技場 )

スペイン戦に向け調整する吉田(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 大一番を前に、主将のDF吉田麻也(34=シャルケ)の元に強力“アシスト”が届いた。珠玉の一足、ミズノ社の「W杯仕様カラースパイク」。心機一転の主将が東京五輪で敗れたライバルを封じて、窮地のチームを救う。

 主将になって4年。吉田は常に日本代表のことを考えてきた。「間違いなく強くなっていると思う」という。だが、その言葉には続きがある。

 「本当に成長したと言えるのは結果を出したとき。予選(1次リーグ)を突破できるかどうかは日本サッカーの将来を左右する。ロシアでかなわなかった景色を見たい」

 ロシア大会では土壇場でベルギーに逆転負け。決勝トーナメント1回戦で姿を消した。「4年間、W杯でどう勝つか、戦うかを考えてきた」。その野心のためには、スペインが立ちはだかろうが打ち砕くだけだ。

 負けられない一戦で履くスパイクは日本のブルーを基調に、ソールにはカタール国旗をイメージしたブラウンが配色されたもの。白基調のスパイクを着用したコスタリカ戦では痛恨のパスミスをし、敗因に直結するプレーとなった。嫌なイメージを払拭する上でニューモデルは追い風になる。

 スペインにはオーバーエージ枠で参加した昨夏の東京五輪準決勝で延長戦の末に敗れた。「こんなに早く借りを返せるチャンスがあるのはいい」。主将としてけん引してきた4年間をスペイン戦でぶつけ、新しい景色へと突き進む。

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2022年12月1日のニュース