MF久保建英「口だけの選手にはなりたくないのであんまりしゃべりたくない」口数少ない姿に覚悟にじむ

FIFAワールドカップ（W杯）1次リーグE組   日本－スペイン （ 2022年12月1日    ハリファ国際スタジアム ）

＜日本代表練習＞ボール回しをする久保（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組の日本代表は30日、ドーハ市内で第3戦・スペイン戦（12月1日）に向けて冒頭15分のみを報道陣に公開して練習を実施した。練習後にはMF久保建英（21＝レアル・ソシエダード）が取材に対応。「口だけの選手にはなりたくないので、できればあんまりしゃべりたくないですね、今は」と覚悟のにじむ表情で語った。

　スペインは10歳から15歳までを過ごし、今もプレーする「第二の故郷」とも言うべき国。“誰よりもスペインを知る男”久保には幼少期を過ごしただけではない因縁がある。21年夏、東京五輪。準決勝で対戦し、不発で決勝に導けなかった。死闘の終了後には、ベンチ前で座り込んでぼう然とピッチを眺めた。

　「勝ち点3にフォーカス出来ない選手は明日の試合に出るべきではない。明日チャンスがあればピッチ上で語れるような選手になりたいと思う」。日本史上のW杯最年少弾で、決勝トーナメントにチームを導く。